北海道トマムの羊牧場

羊毛を育てる群れと、この土地について。

山々を背景に斜面で草を食む羊の群れ

牧場について

トマムシープファームは、有光良次(Ryoji)とShihoが営む、北海道占冠村トマムの独立した牧場です。 トマムリゾートの観光施設とは別の、羊飼いの仕事をするための牧場です。

積雪のない時期は羊を昼夜放牧しています。栄養価の高い牧草を適期に食べさせられるよう、 牧草の管理と輪換放牧を行っています。

放牧地で羊たちに囲まれるShiho
羊とともにいるShiho

Shihoと羊たち

Shihoにとって羊を理解することは、草地へ歩いて行き、羊たちの中で時間を過ごすことから始まります。そばで見守り、それぞれの性格を知ることも、羊の世話の大切な一部です。

Ryojiが牧羊犬を通して羊たちと向き合うことが多い一方で、Shihoは羊たちのもとへ直接歩み寄ります。それぞれの向き合い方が互いを補い、牧場の日々の仕事と責任はすべて二人で分かち合っています。

羊の放牧、牧草の管理、牧羊犬との仕事。トマムシープファームの日々は、 季節と羊たちの状態を見ながら進んでいきます。フリースと加工したウールの販売に向けて、 お知らせ登録も受け付けています。

さまざまな系統の羊が一緒に草を食む様子
さまざまな系統の羊たち

羊の群れと繁殖

約300頭の群れには、サフォークとポールドーセット、その交雑種、 そして少数の異なるタイプの羊がいます。ブーアーラ・ドーセットは、 小柄なウール用の交雑種です。

繁殖用の雌羊は、主にポールドーセットとサフォーク・ポールドーセット交雑種です。 サフォークの特徴が強い羊は黒い顔に、ポールドーセットの特徴が強い羊は白い顔に なることが多く、ときどき黒い斑点も現れます。どちらも大きな体の食肉用品種です。

羊肉は北海道で親しまれている食材で、牧場から道内の多くのレストランへ届けています。

放牧地に立つ黒い羊の繁殖用の雄羊
黒い羊の系統をつくったジェイコブ・チェビオット交雑の雄羊

黒い羊とウール

牧場の黒い羊は、父親にジェイコブとチェビオットの交雑系統を持ち、 母親はポールドーセット系の交雑種です。染色しやすい白い羊毛を求める 品種改良によって、黒い羊毛の特徴は少なくなりましたが、牧場の黒い羊には その自然な毛色が残っています。

私たちは、この自然な黒い羊毛に価値を感じています。 黒い羊を少しずつ増やし、その羊毛をより広く届けていくことが目標です。 丈夫で環境への適応力があり、トマムの気候と放牧地にもよく合っています。

トマムだからできる放牧

トマムは、羊と暮らすのに素晴らしい場所です。日本の多くの地域では、 夏の暑さと湿度によって、羊が快適に放牧できる時間が限られることがあります。

北海道の中でも涼しいトマムの夏は、積雪のない時期に羊たちが昼夜を通して放牧地で過ごせる環境を支えています。

この土地の気候と広い放牧地が、羊の暮らしと牧場のウールを形づくっています。

牧場の場所

北海道勇払郡占冠村トマム。雲海で知られる山あいの地域です。

お問い合わせ:tomamusheepfarm@gmail.com